中国OEMでのカタログ画像の作成方法、自分はこう依頼してみた

中国輸入

中国OEMでカタログ画像の作成を依頼する。

文字で書いてみるとものすごく簡単なことなのにいざ発注すると、これまでのOEM作業で一番時間がかかりました

その理由は、カタログ画像の構成、何を訴求していくのかの再確認、そして素案の策定にかなりの時間を要したことです。その経緯について、簡単にまとめてみました。

Amazon中国OEMでカタログ画像は死ぬほど大事

自分はまだ実際にOEM商品を販売した実績はないのですが、先行セラーの有料コンテンツでは押し並べて画像の重要性を説いています

そのため、ここには構成から訴求点まで力を入れました。

画像構成について調べてみた

画像構成については、ある程度有料コンテンツで最適な並びや参考にすべきカタログについての提示はありました。ただ、「1カタログにおける画像の並び(7枚」)と「各々の画像内の構成」の2つについては、自分でも調査してみました。

その方法とは、各カテゴリの100位以内の商品のうち、日本人セラー、無名ブランド、カタログ画像が楽天っぽい商品を外注さんに集めてもらい、ひたすら構成を確認するという方法。

それがこのリストです。

OEM参考商品リスト

このリストの各シートの画像を見て、どういう構成が良いのか、またその訴求点は何なの共通点を探りました。結論がこちら。

自分の最初の商品の画像構成はこの流れでいくことにしました。

カタログ画像に使う構成の策定、素材を収集する

次に、カタログ画像を作成するにあたり、画像構成の素案、画像の素材を作る必要があります

カタログ画像の構成を作ってみる

デザイナーさんの中には丸投げOKと謳っている人も多いです。しかし、そうした場合、高確率で修正指示が必要になります。

であれば、先に準備しておきましょう。後で修正指示されるより、先に要件を伝えておく方がお互いにとって気持ち良い取引ができます。

私はどのように作成したのかというと、実際の画像はこちら。

特に配慮した点は、上にも書いていますが、自分がデザイナーだったらという視点。正直自分がデザイナーだったら、この商品は誰向け?どこが売りなの?どういう色合いが好み?など様々に確認したい点があります。

そういった点は極力詰め込んだ上、各画像で訴求する点、またその文章についてもある程度自分で考え発注しました。

ちなみに、リサーチの段階で訴求点の絞り込みは出来ていました。

しかし、カタログ画像の限られたスペースでそれをアピールするかどうかについては、改めて競合商品レビューのテキストマイニングを行い、本当にそれが顧客の求める強みなのか確認をしています。

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なお、今後発注が多くなり、デザイナーの人となり、得意な点、苦手な点等が分かるようになれば、それを踏まえてもっと多くのことを任せるべきと思います。

カタログ素材を集めよう

次に素材集めです。私の場合、代行会社がカメラマンと提携しており、ある程度安く写真を撮影してくれるため、そこで撮影しました。

ここでもう1つ使用したのが、パッケージの作成でも使用した海外のフリーランス募集サイトFiverrです。

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敢えて追加で使用した理由は、使用風景の撮影のためです。例えば、ランチョンマットなら、実際にお皿に調理を盛り付けている写真、ドッグリードなら犬が使用して散歩しているシーンなど。

勿論、合成で対応できる場合も多いです。ただ、今回の商品は合成の場合、かなり不自然なシーンになることが想定されたため、中国在住のカメラマンを募集し、撮影してもらいました

Fiverrは多彩な人材が日本より物価の安い国ならお得にお願いできるため、今後も色んなことに使えそうです。

なお、Twitterでバーチャルインも良いという感想を見つけたので、私も次の商品はそこを試そうと思っています。

商品撮影・撮影代行・物撮りを1カット400円~撮影します。 | バーチャルフォト
無料お試しがあるので初めてでも安心してクオリティを確認いただけます。商品撮影は1商品1カット400円、1商品5カット1,800円、モデルを起用した商品撮影は1商品5カット1,500円、その他商品動画撮影や立体加工、レタッチなどAmazonや楽天市場、ECサイトの撮影代行や物撮り、商品画像に関することなら全てお任せ。

外注先はココナラで、今後はランサーズ・クラウドワークスも検討

スキルを買うプラットフォームが分かりやすい

実際に構成案や素材が揃ったら、カタログ画像を手掛けるデザイナーに作成をお願いします。私はまだ伝手もないため、今回はココナラでお願いしました。

例えば、ココナラで「amazon 画像」と検索すると、それ専用のサービスを売っているデザイナーが沢山います。その中から料金・過去ポートフォリオのイメージが近い人を選び契約します。

私がココナラを選んだ理由は、今回の依頼のようなAmazon専用にサービス(スキル)を提供しているデサイナーが一目瞭然なためです。

サービスの購入前に、トークルームで今回の仕様や画像素材をまとめてアップロードし、対応可否や納期について確認し、双方了承となれば作業はスタートします。

ちなみに、下準備をちゃんとしていたこともあり、依頼をスムーズにスタートしていただくことができました。

なお、今後はランサーズ、クラウドワークスでのスカウト方式も検討しています。

ココナラよりも面倒ですが、委託先を増やし安定的に対応できる体制を構築するためにも、ポートフォリオを公開している人を中心にお声をかけていく予定です。

以上が自分が依頼した方法です。ご参考になれば幸いです。

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