海外で非居住者が日本のAmazonで輸入販売するにはどうしたら?他の人が輸入者になるか税関事務管理人(ACP)を手配しよう

中国輸入

かなり二ッチなネタでそもそも読む人いるのか?いう感じですが、たぶん同じ問題を抱える人が少しはいるはず。

私は海外駐在で今国外にいるものの、ある日突然自分でビジネスしたいと思い立ち、海外にいながら日本のAmazonで中国輸入物販をしてます

中国輸入にあたって課題となったのが、そもそも「日本に住んでいない個人が中国から輸入できるのか?」という課題。

企業なら拠点を設ければ良い話ですが、個人の場合はそうもいきません。税関にもわざわざ確認し、私はなんとか解決しました。

結論から述べると、非居住者は何もしないと輸入者にはなれません。万が一輸入した荷物などに何か問題があった際に、税関からの照会に対応できないこともあります。

ではどうするのかというと、商品を日本に在住する別の人が輸入するか、税関事務管理人を立てることで解決します。

①誰か別の人が輸入する

親族や友人、クラウドソーシングで手配すればOK

日本の制度上は輸入代理人という仕組みはないので、一番簡単な方法としては日本にいる別人が輸入者になります。例えば、私が実質的な荷物の所有者だけど、名義上の輸入者は親族が行うという感じです。

もちろん、これは何の問題もありません。税関にも確認済みで、輸入方法について相談したところむしろ彼らの方から、こうした方法を勧められました。

中国輸入かつAmazonでFBA販売の場合、Amazonの倉庫に直送さえしてしまえば、荷物は特段届きません。そのため、荷受けなどもなく代わりの輸入者に迷惑はかけません。

ただ、得体の知れない商品の輸入者となってくれる親族や友人も簡単には見つからないかもしれませんので、そういう場合はクラウドソーシングサイトで募集すれば見つかります。

私もこのパターンでした。当初弟に頼もうとしましたが、なんか嫌と言われ・・・クラウドソーシングへ。

問題点は税関対応がてこずる

この方法のメリットは、手続きも不要で費用も安価に済みますが、問題は税関対応

基本的に真っ当な輸入をしていれば照会はほとんどないですが、仮に税関対応が発生した場合、ちょっとめんどくさい

輸入者といっても代わってもらった人は、正直荷物についてあまりよく知りません。そのため、荷物に関する税関からの照会や適切な対応についてよく知りません。

税関からの照会や手続きに対し、実質的な所有者である自分が直接対応しても良いのか税関に問い合わせをしましたが、あくまでも輸入者”は代わりをお願いした人です。

電話などで同席は良いけど、代わりに私が直接回答するのはダメと言われました。なので、この方法は個人がやる分には簡単で費用も安くて良いのですが、万が一の時のリスクがあります。

あと、大した話ではないですが、物流業者からの消費税・関税立て替えの請求書が代わりをお願いした輸入者に送付されるので、金額を都度教えてもらう必要があります。

まぁこれも手間ですね。

②税関事務管理人を立てる

税関事務管理人とは、税関関係の手続きを代行してくれる人

もう一つの方法は、税関事務管理人を立てることです。

税関事務管理人(ACP:Attorney for Customs Procedure)とは、上記のように別に輸入を頼める人がいない個人や法人に代わって、税関からの照会や帳票の保管を行ってくれる人です。

ちなみに税関事務管理人は、特段何も資格は必要ないので、親族や友人でもなれます。ただし、その場合は単純に上記の輸入者になってもらえば良いので、税関事務管理人は業者になってもらうことをおすすめします

税関事務管理人を立てるには、輸入に際して物流業者が手続きを行う税関に届け出を行います。例えば、中国からの輸入はOCSなら東京税関、海源の船便なら大阪税関で手続きしているので、私は2か所に届け出しました。

必要な書類として以下のものが必要になりました。

  • 本人確認書類(海外の公的書類でもOK)
  • 税関事務管理人届出書(検索すれば出てきます)
  • 輸入のフロー概要図(エクセルで作ったものでOK)
  • 手続きの委任状(日本にいる親族や業者さんに届け出をお願いする場合)

税関事務管理人はメリットが多い

これを立てるメリットの1つは、あくまでも輸入者の名義は自分になることです。

中国からAmazonの倉庫に直納する場合、物流方法によっては輸入者名義とストアの責任者名義が一致している必要があるため、これに対応できます。

また、税関事務管理人を立てると、非居住者であっても輸入者を識別できる輸入者符号であるJASTPROコードが取得できます。

このコードがあると、リアルタイム口座を開設できるため、輸入に際しての消費税や関税が口座引き落としにできるのでより効率的になります。

加えて、当然ながら税関事務管理人を業者にお願いした場合は、当然その道のプロなので、税関からの照会や手続きも円滑に行ってくれます。

費用はピンキリ。適切な価格のところを探そう

税関事務管理人を提供する業者はさほど多くなく、どちらかというと海外企業が日本に輸入する場合利用されるパターンが多いようで、サービス価格もかなりお高い。

私はネットで検索できる業者さんに片っ端から見積もり依頼をしましたが、個人が利用するには厳しい価格のところが多かったです。

ちなみに、最終的に私は以下の業者さんを利用しました。私の見積もりでは個人が無理なく利用できる良心的な価格帯で、手続きに際しての対応も非常に良かったです。

特に海外在住の個人が同じように物販に挑戦する際にはおススメ。

中国からの輸出入代行、OEM生産|株式会社M&Cテクノロジー
クラフト材料の卸販売を中心に、中国からの商品仕入れをサポート。小ロットからのOEM生産や商品企画、AmazonFBA税関事務管理人サービスにも対応いたします。大阪を中心に、日本全国からご依頼を承っております。

以上が私が海外にいながら、日本で中国輸入を始める際の障害の1つである輸入手続きをクリアした方法です。ご参考になれば幸いです。

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