2021年12月の物販状況 ~ 初月のOEM物販は大出血、やるべきことは沢山あるので走り続けます

物販記録

少しずつ勉強しながらやってきたAmazonでのOEM商品販売、初月の販売が終了しました。Twitterでは初月から黒字になる優秀セラー様も散見される一方、自分は大赤字でスタート

数字はこんな感じです。

  • Amazon経由の月商:12.4万円、月利:▲7.8万円
  • Amazon外の販売月商(セルモン):0.6万円、月利:0.0万円

大出血っっ★

華々しいデビューという訳にはいきませんでしたが、引き続きコツコツ改善を目指します。なお、月利マイナスの主因は、SEOを高めていくための安売りと広告出稿です

なお、自分のケースでは、期待したほどセルモン(他販路販売)は動きませんでした。

何も手間はかからないのでずっとサービス利用は継続はしますが、2022年の春に帰国するので、ヤフショやメルカリなどの他販路への展開は自分でも運用する予定。

こういう成功していない状況で、晒すのは中々勇気が要りますね笑。

しかし、書くことによって自身の改善点が可視化され、上手いかなかった点は他のセラー様にも役立つ、という理由から晒す価値はあると思うので、躊躇なく晒します。

さて、2021年12月の物販の状況の詳細を振り返ります。

1.商品販売に関する振り返り

ローンチまで半年、時間を要し類似製品が出回る

今回2商品を発売し、いずれも月間で50ちょいの販売というスロースタート

今回選定から発売まで半年かかってしまったのですが、実はその間に類似製品が出回っていました。それが販売に影響した可能性もあります。

2021年の6月からやり始めましたが、代行会社の切り替え、デザイナーやパッケージ工場探し、出荷に向けた事務構築、初めてのカタログ作成・広告出稿など、勝手がわからないことも多かったため、実に多くの時間を要しました

現在は一通り経験できたことで、次の販売は時間が圧縮できると思います。他方、類似品が簡単に出回るというのは、簡易OEMの宿命

商品の見せ方では負けてはおらず、ランキングも徐々に上がってきています。ただ、現状は差別化要素が薄いため、このままだと商品寿命は長くないでしょう。

少しずつ改善も考えていくとともに、次の商品ではもう競合品のレビューから差別化を意識した対応を考えています。

レビュー施策がなく、想定以上にレビューが入らない

これは単に自分の想定が甘かったのですが、思った以上にレビューが入らずで未だ0です。

レビューが歪むリスクも取りつつ、レビューリクエストである程度レビューが入るかと思いきや、全く動きなし。現時点で70件近くリクエスト送付してますが、無反応

確かに、自分もAmazonから送られてきたリクエスト依頼でレビューを入れたことがないので、当然かもしれません。

これが為に広告の効果薄く無駄打ちになる可能性が高く、現状は思い切った広告予算の配分ができていません

勿論、広告はかけ続けてはいますが、後述する施策を講じた後、少しでも良いレビューが入れば予算配分をぐっと増やす予定です。

参入市場の選定精度が甘かった可能性

これは今後2-3か月の動向を見てから判断になりますが、事前の想定よりも動きが鈍いです。まだSEOが整っていない段階ということもあると思いますが、それ以外にも以下の点は懸念されます。

  • 狙った差別化策(キーワード)の需要が実はそこまで多くなかった可能性
  • 競合品が多すぎる可能性

つまり、リサーチをする際の参入許容ラインを下の方に持って行き過ぎた可能性があります。

自分としては、こんなもんだろうという判断で参入しましたが、次は今回の商品よりも厳しめに見て、競合が更に少ない商品カテゴリを狙う予定です。

ちょっと在庫を積みすぎたので、捌けるまでに時間がかかりそうなのが少し痛いですね(笑)

2.販売改善に向けた施策

商標を取得しブランド登録→Vineプログラム申請

さて、積んでしまった在庫に施策を講じるのは難しいので、Vineに今回の商品のASINを登録する予定です。そのために、商標の取得を開始しました

日本に在住していれば自分で申請することができますが、中々海外から申請するのは困難なので、オンライン対応している商標取得サービスのTORERUを今回使用しました。

スケジュールとしては、申し込みから調査報告、出願まで4日で完了

当該サービスは、対応は早いですがその分調整の柔軟性が低いので、次回は別の方法で取得しようと思います。

広告予算の時間別配分を適用

今はレビューがない状況なので、夜には広告費が切れます。そこで、限られる中で少しピークタイムに露出できるよう時間別配分の調整を行いました。

詳細については、以下のページに書いています。

Amazonの広告予算が夜には切れてる。tool4Sellerを使って売れる時間帯に広告予算を重点配分する方法
夜になると来る、Amazonの広告予算の切れの通知。ただ、そんなにお金が潤沢にある訳ではないので、CPCが高い商品だとAmazonが推奨する1日に必要な予算まで割り振れないのです。なので、まぁいいかと放置していました。が、ある日、...

効果のほどは測定中ですので、また広告戦略を切り替えたタイミングで確認をしてみます。

全ての商品にポイント・クーポンを付与

検索画面の見栄えが良くなるよう商品にポイントとクーポンを付与しました。

いずれの施策も単純に収益性が下がる可能性があるので、元の価格を一定程度引き上げ、影響は最小限に抑えています

販売動向に変化については、広告予算の引き下げなど、他の変数の影響もあるため明示的なものはないですが、体感的にはある程度注文の入りを維持できたのではないかという感じです。

サンクスカードの作成、封入へ

納入済み在庫には適用できませんが、今回あまりにも自然体だとレビューが入らなかったことを受けて、レビュー施作のためにサンクスカードの作成を行いました。

サンクスカードを使用してお客さんに勧奨すること方法は色んなものがありますが、次の商品のローンチを控えており、スピード重視でシンプルにレビューをお願いするものを採用しました。

ちなみに、今回Canvaを使ってはじめてデザインっぽいことを自分でやってみましたが、非常に使いやすいですね。これ。

Just a moment...

3.新規商品の開発動向

3号商品を本発注

現在販売中の1.2号に加え、3つ目のOEM商品が完成し、本発注も終えました。

1月初めに生産とカタログ画像の作成が完了するため、2021年1月中頃にも販売開始予定です

今回の商品は競合も少なく、差別化が明確な完全オリジナルです。日本だけではなく、アメリカなどにも類似品は一切ありません。

価格面は競合並みながら、競合のレビューを読み、デザイン重視の商品で若年顧客向けをターゲットにしています。

今回の商品では、本当はパッケージデザインも工夫したものを採用する予定でした。

しかし、工場へのヒアリングの結果、自分にとってあまりにもMOQが大きく、スモールスタートで反応が良ければパッケージは後からテコ入れを行うことにしました。

第三者機関の試験証明を取得

今回の商品では、先日の記事でもアップしていますが、権威性の証明として第三者機関の試験証明を取得しました。

物販で使える権威性アピール。品質を確かめる品質試験はどうやるの?私がやった方法をシェアします(試験先・価格事例あり)
物販OEMをやり始めると商品アピールの方法の1つとしての「権威性」について、目をすることがあるのではないかと思います。主たる方法としては、以下のような方法はAmazonのOEM商品で極めてよく目にします。ランキング:例 A...

参入予定の市場は、ほとんど日本人セラーがおらず、その日本人セラーもそこまで強くない状況です。

中国セラーへの対抗として、どう頑張っても価格では勝てないので、デザインの差別化に加え、品質の良さをアピールする手段を取りました。

試験証明による耐性面の強さをしっかりとカタログで訴求していきます。

新たなデザイナー様の開拓

前回お願いしたデザイナー様に画像を再度依頼予定でしたが、年末年始で捕まらず新たなデザイナー様の開拓をしました。

先行セラー様の教材などでは、画像は命と皆言及されています。私も今回の画像作成では、とりあえず3万円ほど予算を取っていました

しかし、今回お世話になるデザイナー様は現役のセラー様でもあり、単価は低いのにも関わらず、テスト発注では品質の良い作品を納品書いただけたため、新しくこの方に依頼を行うことにしました。 

画像費用は、おおよそ半分になりました。

このような形で、経験を重ねるたびにより良いパートナーと繋がり、後々の商品開発がしやすい環境ができてきているのは本当にありがたいことです。

まとめ

こんな感じで12月は苦いスタートながらも、ちょこちょこと様々な対応を進めました。ちなみに前月の目標に対する進捗はというと・・・?

  1. OEMデビュー商品で月商15万円達成 → ▲惜しかった13万円!
  2. 1号・2号商品の再発注→ ×むしろ最初に積みすぎました。。。
  3. 3号商品のパッケージ完成→  戦略変更のため、中止
  4. 米国CtoCマーケットへの参入→ ▲輸送中!まだ届いてない
  5. 4号商品候補の決定→ ×販売中商品の施策に時間を要した

と、ポジティブな予想を立てすぎたのか、厳しい結果!要因として、思った以上に販売施策に手間を要したことで、リサーチにかける時間が不足しました。

しかし、1月も諦めずに貪欲に記録更新を目指していきます

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2022年1月の目標は以下で行きます!

  1. 今度こそOEM商品で月商15万円達成!
  2. 3号商品の販売開始
  3. 米CtoCマーケットの販売開始
  4. 既存商品のカタログ改善(キーワード、画像)の追加
  5. 4号商品候補の決定

ちょっと立てすぎかもしれませんが、こんな感じで行きます。お読みいただきありがとうございました。この後すぐにリサーチの開始だー。

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