中国輸入を手掛けているとタオバオ・アリババ(1688)の閲覧は必須かと思います。私も今は乗り合い販売が中心のため、商材の仕入れは上記サイトでリサーチ→買付代行会社の流れです。
このような流れの中でいくつかパスワードを間違えたり、違うパソコンからログインしたところ、いきなりアカウント凍結!のパターンに何度も遭遇しました。
一時は速攻で引退せざるを得ないのか・・・!?と苦戦し、色々とお金がかかってしまいましたが、現在は極めてシンプルな方法で解決できたので共有します。
アカウント凍結を解除することは諦める
まず、一番最初の結論として、アカウントの凍結解除は諦めた方が良いです。
何言ってんだ!?と思われるでしょうが、そこには言語と実現可能性という2つの障害があります。
言語の壁が立ちはだかる
アカウントの凍結解除の方法には、中国語を使って運営を手掛けるアリババの窓口に連絡する必要があります。多くの日本人にとって英語なら何とかなると思いますが、中国語は翻訳を使っても対応は結構難しいです。
また、そのためにお金を中国人や中国語が堪能な人に払ってやってもらったとしても、無理でしたと言われればそれまで。
お金が無駄になってしまう可能性があります。
実現可能性は低い
もう一つは実現可能性。
色々と検索してみると、有料で凍結解除を手掛ける人が結構いるみたいですが、それとは別にアカウント凍結解除に失敗した事例も数多く見られます。
つまり、そもそもの問題として凍結解除は相当実現の可能性が低い。
その低い可能性にかけて、解除依頼をお金を払ってまでやるのは、あまり合理的ではありません。
ベストな対応は別のアカウントを新規作成する
上記の問題があるため、アカウント凍結時のベストな対応は何かというと、別のアカウントを作ってしまう。それにつきます。
私も当初はすぐに別の電話番号を使って第2のアカウントを作成し、なんとか乗り越えました。しかし、また色々と間違ってしまい凍結。
今度は妻の電話番号を使って対応ということを繰り返しましたが、それもパスワードの変更がうまくいかずまさかの凍結。
単にアカウントを2つ、3つ作る方法には、別のリスクがあります。
それはタオバオ・1688に登録する電話番号が尽きてしまうリスクです。
Google Voiceで対応以降は問題発生せず!
手持ちの契約携帯番号が尽きた結果、私はどうしたのかというとGoogle Voiceを使い、以後凍結にかかわる問題には遭遇していません。
Google Voiceとは?
Google VoiceはGoolgleが北米向けに提供する無料電話サービスで、北米の携帯電話番号さえあれば、アカウントを作成することができます。
Google Voice : https://voice.google.com/u/3/about
このGoogle Voiceはただで電話番号を取得することができ、色々なサービスを利用する際の壁となるSMS認証のメッセージの受け取りもOK。
なので、タオバオ・1688のアカウント再作成時に当該サービスで取得した別の電話番号を使えば、問題なく、タオバオ・1688のアカウントのSMS認証も突破できます。
日本で利用する場合は、Google Voiceのアカウント販売を利用する
この手法は私はたまたまアメリカにいるので難なく使えていますが、日本からの利用の場合一つ段階を踏む必要があります。
それは、日本では提供されていないサービスであること。
上で述べた通り北米向けのサービスなので、日本の電話番号ではGoogle Voiceのアカウントが作成できません。
そのため、日本国内からGoogle Voiceのアカウントを入手する場合は、Google Voiceのアカウント販売などで入手することになります。確かに検索すると色々出てきます。
※上記は一例で、利用を保証するものではありません。Google Voiceの入手については、自己責任で対応下さい。また、利用する際にはVPSで米国に繋いで閲覧する必要がありますので、ご注意下さい。日本からGoogle Voiceをそのまま利用するとGoogle Voiceのアカウントが凍結されるようです。
以上が私がタオバオ・1688のアカウント凍結を乗り越えた方法です。
Google Voiceの取得が1つステップになってしまいますが、それさえ超えれば後はタオバオ・1688のアカウント凍結は怖くありません。ぜひお試しください。
そもそも直接アリババにアクセスせずにリサーチする
※このパートは帰国後に対応した方法です。
上記の方法は自分がアメリカに滞在していた時に対応した方法なので気軽にできましたが、国内帰国後はわざわざVPSに繋いでやるのが結構面倒になってきました。
そこで次の方法は、アリババにアクセスせずにリサーチするやり方です。つまり、APIで検索結果を自社サイトに繋いでいる代行会社のサイトを利用して検索する方法です。
自分の場合は、使用しているラクマートがそのタイプの代行だったので、最近サブで契約した電話番号が見事に凍結されたものの、代行会社のサイト経由でアカウント不要で検索でき何とかなってます。
この方法の場合は、アカウント自体はないのでアカウントでログインが必要なChrome拡張機能は使えないですが、OEMで工場探しの用途のみであれば十分に対応できます。
どうぞお試しください。
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